ゴルフ初心者の自分に合ったボールの選び方

2020.09.17

ゴルフボールの選び方も知っておこう

良いスコアを出すためにはゴルフボール選びも重要です。

そこでこの記事では、ゴルフボールの種類や選び方など、ゴルフ初心者が知っておきたい情報をまとめました。

ぜひコースに出る前に、自分に合いそうなボールを見つけてみてはいかがでしょう。

 
女子プロゴルファー
初心者ゴルファーの方とご一緒したときのこと。
ラウンドしたら思った以上にボールロストしてしまって困った・・・というお話を聞きました。

そうなんです、新品のゴルフボールって結構お値段するものもあるし、
初心者の方は予備のゴルフボールは絶対に多めに持っておくことをお勧めします!
ボールを7個.8個ロストしてしまった方もいましたよ・・・

それに、ゴルフは使っている道具でスコアが大きく変わることがあるスポーツ。
上級レベルの方にとっては、ボール一つとっても、大切な要素なんですよ。

今回は、そんなゴルフボールについて説明していきます。
 

ゴルフボールの種類

ゴルフボールは、「ディスタンス系」「スピン系」「第3系」の3つに分けられます。

それぞれのボールに、どのような特性があるのかを解説していきます。

 

ディスタンス系ボール

ディスタンス」とは、「距離」を意味します。

その名の通り、ディスタンス系のボールはスピンを抑えることで飛距離が出やすい性質を持っています。

この種類のボールは、表面は硬い素材、中の層(コア)は柔らかい素材でできています。

打った時にボールが潰れやすくなっていることでスピン量が減り、飛距離が伸びる構造になっています。

 

スピン系ボール

スピン系」のボールもその名の通り、スピンがかかりやすい特性を持ったボールです。

この種類のボールは、中の層が硬い素材、表面は柔らかい素材でできていることで
ウェッジの溝に入り込み、スピンがたくさんかかります。

そのため、コントロールショットがしやすいという特徴があります。

 

第3系ボール

かつては、ゴルフボールといえばディスタンス系かスピン系の2種類でしたが、
この2つの特性を取り入れた「第3系」のゴルフボールが登場しています。

構造はコア部分も表面も柔らかい作りで、初心者でも扱いやすいボールといわれています。

扱いやすいボールではありますが、
距離を出したい」「ショットをコントロールしたい」といったように
目的がはっきりしている場合は、その目的に適したボールを選ぶのがおすすめです。

 

ゴルフ初心者が知りたい! ボールの選び方

ボールの種類をご紹介したものの、これらの種類の中でも様々なボールが販売されています。

そのため、結局のボールを選んだら良いかわからない、と感じる人もいるかもしれません。

そこで、ゴルフボールを実際に購入する際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。

 

スライス系かフック系かで選ぶ

ゴルフボールは、打った時にどうしてもその軌道が右や左に曲がります。

右に曲がることを「スライス」、左に曲がることを「フック」と呼んでいますが、
どちらに曲がるかによってもボールの選び方が変わります。

例えばスライスの場合、スピンが多くかかっているということ。
そのためスピンがかかりにくいディスタンス系のゴルフボールがおすすめです。

逆にフックの場合はスピンがかかっていないことになるため、
スピン系のゴルフボールを選ぶのがおすすめです。

 

ヘッドスピードに合わせてボールを選ぶ

ボール選びのポイントのひとつとされているのが「自分のヘッドスピード」です。

ヘッドスピードとは、ボールを打つ時にクラブのフェース面がボールに当たる時のスイングスピード。

実はそれぞれのゴルフボールには、そのボールに適したヘッドスピードが設定されています。

そのため、自分のヘッドスピードに合ったものを選ぶと
そのボールが持つ特性を十分に発揮できるのです。

そのため、まずは自分のヘッドスピードを知ることが大切です。
ゴルフショップやスポーツ用品店などで計測できますので、一度確認してみると良いでしょう。

 

ピース数で選ぶ

ゴルフボールには「ピース数」と呼ばれるものがあります。

これはそのゴルフボールが何層からできているかを表しており、
2・3・4ピースの3種類があります。

ピース数が増えるほどに性能が高くなりますが、その分価格も上がります。

ボールの性能を重視して選ぶなら3ピースや4ピースのもの、
また初心者や休日用に軽く楽しみたいのであれば2ピースがおすすめでしょう。

この点は、コスト面とのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。

 

ディンプル数で選ぶ

ディンプル数」と呼ばれる指標もあります。
ディンプル数はボール表面にある窪みを表しており、
これが多いほど空気抵抗が少なくなるために「飛距離が出る」ボールであるといえます。

そのため、飛距離を伸ばしたいと思ってボールを選ぶ場合には、
ディンプル数が多いものを選ぶのがおすすめです。



 

ゴルフボールは新品?中古?

ゴルフボールには新品のものと中古のものがあります。

ゴルフボールの場合、「ロストボール」という形で中古のボールが安く販売されています。

ロストボールとは池や谷などに打ち込んでしまったボールを
業者が回収し、清掃して再度販売されるものです。

安いというメリットはあるものの、そのボールが置かれていた環境は決して良くはありません。

そのため性能を期待して購入するより、初心者用・練習用と割り切って購入した方がベター。

ある程度練習を重ねて上達したら新品のボールを購入するようにすると、
ボールの性能を十分に生かせるはずです。

 

たかがボール。されどボール!

自分に合ったボールでプレーしよう
ゴルフボールの種類は「ディスタンス系/スピン系/第3系」

選び方は、
・自分の打ち方の癖で選ぶ
・ヘッドスピードから選ぶ
・量や価格
など

どのボールを選ぶかは上達するかどうかのポイントのひとつともいえるので、
たかがボールと思わずにじっくり選んでみましょう。

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